まえおき。
この記事は政治の話がしたいわけではなく、あくまでもいちアイドルオタクが推しの活動についていろいろ思考しているだけです。
深い意味を持たせるつもりはありません。
お久しぶりです。
潤誕とか結成記念とか、いろいろきっかけ作って書こうとはしてたのですがなかなか文章が続かず。
気づけば最終更新から2ヶ月経ってました。
どうせなら長めの記事が書きたい、だけど文章が続かない、はて、どうしたものか。
考えた結果、私は以前Twitterの下書きに1000文字近いある考察を残したことを思い出しました。
そのテーマこそ、「アイドルが報道するということ」でした。
140文字制限のTwitterに1000文字近い下書きを残すとか頭おかしいとしか思えませんけどそこはまぁ、それとして(?)。
ハナから表に出すつもりがなかったのは明白ですが、先日の村尾×櫻井のラストZEROを見て、これは記事になるんじゃないかと思った次第です。
ということで過去に書いたTwitterの下書きを元に書き足していくので、文法がおかしくなっていたら申し訳ない。
本題です。
アイドルが報道するということ。
正確には、「櫻井翔が報道番組に出演する意義」。
これを書いたきっかけは、「翔くんはアイドルなんだからキャスターを優先してほしくない」というファンの声を見たからです。
私はこの意見を見て初めて、自分が思っているよりも翔さんがキャスターやっていることを肯定的に見ていることを自覚しました。
翔さん自身は「優劣はない」って言ってるけど、明らかに翔さんの仕事の中でZEROは特別な位置にあると思います。
翔さんはアイドルなんだから、っていう人の気持ちは痛いほど分かります。彼のスケジュールは毎週月曜夜を中心に組まれているような気がしますし、実際、先日のMステでいつもは番組のトリ近くで歌う嵐が8時台に歌った理由は間違いなく「月曜だったから」です。
そういう意味では、嵐としての活動よりキャスター業が優先されている、と見ることもできるでしょう。
でも私は、彼がNEWS ZERO(関係ないけど来週からは小文字らしいですね)でスーツを着て座っているのが好きです。
なぜなら、彼の「伝える」ことに対するプライドや考え方に心底惚れているから。
彼が「アイドルである自分が出ていることでニュースを見てくれる人がいる」と考えている限り私はニュースを見続けるし、政治について考えるし、選挙に行きます。
私が毎週欠かさずZEROを見るのは「櫻井翔が出ているから」、それ以上でも以下でもないし、それでいいと思っています。
傲慢かもしれませんが、番組や翔さん自身が私のようなファンに望んでいるのはそういうことだとすら思っています。
そして彼がいつの日かZEROの席に座らなくなっても、私はニュースを見続けます。
それこそが、翔さんがZEROに出る意義だと思うからです。
翔さんの存在が、若い世代の政治・経済への関心のきっかけになるならば、与えてくれたきっかけは大事にしたい。
残念ながら3日前に終わってしまいましたが、ZERO内での翔さんのコーナーだった「イチメン!」は、難しいニュースを分かりやすく噛み砕いて解説するコーナーでした。
若者に訴えかけることが、ZEROに彼が出演する意味なのは明白です。訴えかけられた若者のひとりとして、私は幸せだなぁと思います。
私はZEROを、思考が止まったまま全肯定しないことも意識しています。
大事なのは私の頭で考えて、ZERO以外にもたくさん情報を仕入れて(なんだかんだTwitterは極論も含めて左右いろんな意見を見られますね。ネットで政治の話をするとき、大切なのはデマや誇張に引っ掛からないことだと思っています)、そうして私の政治観を育てていくこと。
翔さんとは違う意見、あるいは同じ意見でもいい(後述)、とにかく翔さんのファンが翔さんきっかけでニュースに触れて、自分の頭で判断し、自分の意見を持つこと。そしてゆくゆくは投票に行ったりなどして、私たちが本気で考えること。
それが、彼がキャスターとして起こせるムーブメントです。
翔さんと同じ意見とは何でしょうか。
彼はアイドルです。そして報道は原則として右にも左にも寄ってはいけません。分かりやすく誰を支持するなどとニュースが言ってしまうことは許されていません。
だからもちろん、彼がZEROのスタジオで「私は○○さんに投票します」と発言することは未来永劫ないわけです。
じゃあ「翔さんの意見」って、何の話?
私は翔さんの意見、政治観とは、それすなわちZEROの政治観、ひいては日テレの政治上の立ち位置、という受け取り方で問題ないと思っています。
翔さんが日テレの立ち位置とは違う意見を持っていたとしても、彼がZEROに出続ける限り彼は日テレの立ち位置に従属するし、私達にそう受け入れられることは折り込み済なはずです。
つまり、一人の国民としての櫻井翔とニュースキャスター櫻井翔の政治観は異なる可能性があり、私達が「櫻井翔の政治観」と認識するのはニュースキャスター櫻井翔の意見のみで全く問題はないと私は考えています。これは翔さんだけの話じゃなく、テレビでニュースにコメントを寄せる芸能人全員に言えること。
だからTBSやテレ朝やフジの報道番組に翔さんが出たら、たぶんニュースキャスター櫻井翔の政治観は変わります。
それでいいんです。
なぜなら彼はニュースキャスターである前にアイドルであり、広告媒体なのだから。
先ほどの「報道は偏るべきではない」という話と矛盾するようにも見えますが、マスコミというものが本当の意味で政治的に中立ではないことは、それなりに政治について考えたことのある人なら分かると思います。
そのテレビ局の政治上の立ち位置を宣伝すること、言い方は悪いけどちょっとしたプロパガンダに利用されることは、影響力のあるタレントをニュースキャスターとして擁立する理由のひとつではないかなと私は考えています。アイドルは存在そのものがCMみたいなものですから。それから単純に、日テレと事務所のパイプ。そこらへんは考えるとまた別のややこしさを感じるのでやめますけど。
それも本人は分かっている、と思います。というか、父親が都知事になりかけるような人ですから、考えていないわけがないような気もします。
と、ここまで真面目っぽく考えましたが、欲を言いますと、テレ朝の報道番組、あのー、某ステーションはね、ほら、出てほしくないね。うん。
(2023年注釈:今となっては何のこっちゃの話なので追記しておきますが、報ステキャスター・小川アナとの熱愛報道が出ていた時期でした。ここら辺は嵐に既婚者が増えたことなども含め、2023年現在は何とも思っていません。このくだりを削除することも考えましたが、当時の自分と今の自分の考え方の差異を残しておくべきと判断しました。念の為)
政治的な意味じゃなくていちアイドルファンとして、もうあの、ダメです。絶対。もちろん平気な人もいるんでしょうけど、少なくとも私はあの件以降一度たりとも報ステは見ていません。報ステって言っちゃったよ。
そんなもんだと思います。
所詮わたしはアイドルファンだし、所詮彼はアイドルです。
アイドルだから、いいんです。
序盤で述べた、彼の「伝える」ことに関するプライド。
翔さんは「アイドル嵐のメンバーが出ることでニュースを見る人がいる」ことをハッキリ認識していますし、認識していることを私たちにも教えてくれます。だからこそいつも物事を「アイドルとして」伝えてくれます。
確かに、確かに嵐のスケジュールがキャスター業に圧迫されることがあるかもしれません。
オリンピックが開催されれば、2週間も日本にいないこともあります。
ひとりだけコンサートのリハーサルに参加できないことだってあります。
でも彼は、キャスターを理由にアイドルを蔑ろにするわけではありません。
というか、むしろそんなこと考えるのは失礼だと思います。翔さんにも、4人にも。
ラプラスの宣伝期間でしたっけ、行列のできる法律相談所に出演したときに「キャスターがメインでしょ」的なことを聞かれてすぐに否定したり、この前のLIFE!でも、コントとはいえ「どうですか、ニュースウォッチ9」と言われて「ZEROだけでやってるんで」と返したり、私は翔さんのそういうところがとても好きです。
彼は絶対に、自分が嵐というアイドルのメンバーであることを忘れません。なぜなら、アイドルだからキャスターやってるから。アイドルじゃなきゃ、キャスターやる意味がないから。
だから私はZEROを見ます。好きなアイドルが出てるから。
私は、翔さんがキャスターをやっている姿が大好きです。
いやだって、考えてもみてくださいよ、毎週決まった時間に自担が「生放送で」拝めるんですよ?しかも毎週スーツの書き下ろしビジュアル。もし月曜が祝日ならSR「ノーネクタイ」が出ます。ちなみにSSRは「ニュースの内容が嵐について」です。そもそも毎週が「スーツガチャ」みたいなもんです。ネクタイ萌え。ネクタイコレクション。チーフまでチェックできるとベリーグッド。
櫻井翔、おかげでいつ髪を切ったのか、染めたのか、ファンに一週間単位で把握されています。ちょっとした体重の変化とか顔のむくみとかも一週間単位で把握されています。目が腫れぼったいとか、この前番組でもらった革靴履いてるとか、腕時計変わったとか、さっきまでのライブお疲れ様とか、そういうアレ。
そんな生活が本人にとってどんな意味があるのかは分かりませんが、少なくともアイドルとして初めてニュースキャスターに決まり、批判の声を浴びながらも今もキャスターを続けてる自担が本当に誇らしいし、大好きです。
追記
新生zeroに寄せて追記をかいたらめちゃめちゃ長くなってしまったので、全部消して簡潔にまとめました。
櫻井翔がどこに出しても恥ずかしくない、立派な、本当に立派なキャスターで、私は本当に嬉しいし幸せです。
新生zeroはこれからだと思います。正直路線は全く好きになれそうにありません。私はニュースが見たいんだけどな。
とりあえず、これからも櫻井キャスターを見続けようと思います。
チームnews zero!!!!
がんばれ!!!!
追々記 2021.03.10
2年半も前の自分の文章を久々に読みましたが、拙くて恥ずかしい……。書き直したい部分がたくさんあって見てられません。
でも根本的な考え方は、この時から変わっていません。
そして今日、Newsweekを読んで、私のこの考え方が大きく間違っているものではないと感じました。
やはり私は、報道の世界で戦うアイドルの櫻井翔が、大好きです。
今までも、これからも、
彼がアイドルであり続ける限り。
追々々記 2023.05.16
5年近くが経ちました。今日改めてこのことについて考えなくてはならないと感じたのでこのブログを読み返しましたが、当時の状況についての注釈以外に書き直すところはありませんでした。
「アイドルがキャスターを務めること」についての私の考えは、変わっていません。