きっと笑うぜ最後には

どこかのドルオタが感情を吐露している

在庫一掃セール①ガムテ

スマホ内活字在庫一掃セールです。1年半前に書いてそのまま上げる気にならなかったガムテの衝撃。

 

 

 

SixTONES、デビュー3年目、6枚目のシングル
「共鳴」
こちらの通常盤に収録されている「Gum Tape」という曲について、肯定的に喋ります。

もし私のお喋りを読んでくださるかたで、SixTONESをあまり詳しく知らないという方がいらっしゃったら、とりあえずこの動画だけ見てください。


https://youtu.be/C6G6lo6359Y

 

見てもらえば分かる通り、SixTONESというグループは全員歌います。しかし特に真ん中の2人、ジェシー京本大我は飛び抜けて歌のスキルが秀でておりまして、外部の舞台で歌唱したりなんかもします。当然、この2人がグループのメインボーカルで、支柱で、根幹で、ダブルセンターです。
SixTONESはメジャーデビュー3年目ですが、グループ自体はもうすぐ丸7年。
その間もずっと、2人がメインボーカルです。

メインボーカルなんです。ジェシーと京本が、メインボーカルなんです。
歌唱パートが、多いんです。

 


でもなんだ、今回のこの歌割りは。

まずそもそも、SixTONESの多くの曲はジェシーの歌い出しで始まるわけですよ。9割、いや、9.5割はジェシーの歌い出し。
つい最近も雑誌で京本から「SixTONESの曲はジェシーが主人公」という発言が出たくらい、SixTONESの曲の色を決めるのはジェシーの役回りだったはずです。
ところがどうだ、Gum Tape。
最初に聴こえるのは田中樹の声です。ジェシーはほんの一瞬、台詞のように歌うだけ。
そしてAメロ前半は田中のソロ。
初聴のときは大層動揺しました。だって待てど暮らせど樹の声しかせん。えっ、樹パート、長!?もしかしてもうこのあとほとんど歌わんとかある!?ここで歌いきりか!?
と、思ったところで後半の森本ソロです。
もうここで察しました。「まさか、ブロックごとソロ回しか」と。
サビ直前までほとんどジェシーが出てこない。わりと異常事態です。
SixTONESの「核」たる声を持つ京本も、サビ後半でやっとソロです。完全に異常事態です。

もうガチガチに緊張しながら「さすがに2番は京ジェだろ……」と思っていたら、来ました。
髙地が。

ハイ?

こーち!?!?!?えっ、え!?!?!?
動揺する私を置いてきぼりにして、髙地もワンブロック歌いきります。え、上手いな!?!?!?いつの間にそんな歌唱法身につけた!?!?!?

ここまで来たらさすがに分かります。
後半ブロック、予想通り松村が歌いきります。音域広いね……。

Bサビ直前、先ほどジェシーパートだったところを京本が。
サビ後半、先ほど京本パートだったところをジェシーが歌って、とうとう2番まで終わってしまいました。
京ジェより長く歌ってんぞ、4人……。

さすがに最後は京ジェでばちこん決めてくるかな、と思いきや、間奏のフェイクは森本から始まるし。
ラスサビ直前も田中→森本→髙地→松村のソロ回し。

最後にソロがあるのも森本と田中。

結局この曲ひとつぶん、通してジェシーと京本がメインで歌うのはサビ前とサビ後半で、あとは終始ユニゾンとハモとフェイクです。
明らかに意図されている。「京ジェ」と「4人」で歌割りを分けられていて、そして、「4人」に比重が置かれている。

いや、ちょっと待てと。

こんな歌割りの曲、聴いたことないぞ、と。

SixTONESの曲の歌割りは、どうもレコーディング前にある程度固まっているようです。
時に「京本にしか出せない高音」が書かれていたりもして。
まさに適材適所。歌割りの平等性よりも、音楽のクオリティが求められています(先日放送されたドキュメンタリーにもその場面がありましたね)。
歌割りの多さは曲によって全く違っていて、それは「京ジェ」と「4人」というよりは、「6人」の中でそのパートに最もふさわしい人がその都度選ばれている、というのが今までの曲のイメージでした。

でも、ガムテはたぶん、違う決め方をしている。
恐らく意図して、京ジェを減らしている。


断っておきますが、私はこの曲、めちゃくちゃ好きです。
SixTONESがデビューして見つけた得意分野のひとつが、Curtain Call系譜の失恋系ミディアムバラードだと思っています。
その中で一番かもしれないくらい、めちゃくちゃ好きです。
音も、歌詞も、すごく好き。

ただ、歌割りが衝撃すぎた。
京ジェが、あの京ジェがこんなに歌わない曲が現れるなんて。

もちろん、いつかは来るだろうなと思っていました。
これからの長い長い音楽の旅の中で、京ジェをあえて減らす曲も、そりゃ出てくるに決まってる。

でも、こんなに早く来るとは思ってなかった。
デビュー3年目、まだ、たったの6枚目。アルバム入れても、8枚。
総曲数が100に満たない今、来るとは思ってなかった。

こんなに早く、これが出来るSixTONESはすごいし、これをやろうと思ったSONYもすごい。
たぶん、グループ的にもレーベル的にも、ちょっとしたチャレンジなのだと思います。

だって、京ジェに任せておけば正解出るんですよ。
2人は上手いから。ただ上手いんじゃなくて、努力することを知っていて、音楽を愛していて、音楽に愛されたシンメだから。
京ジェに歌わせておけば、もう、それなりのクオリティは出るわけですよ。
実際Gum Tapeでも、大事な大事なサビ直前と後半は、京ジェしか歌っていないわけです。公式HPで聴ける試聴では、普段通り京ジェが無双しているパートしかないわけです。そりゃもう大正解。当たり前に100点。そう、当たり前に100点を出せる。

でも今回は、試聴以外のほぼ全てのパートを京ジェ以外の4人が任されていて。
そして4人もちゃんと、100点を出している。

どう考えても、進化で、チャレンジで、そして成功です。


ガムテという曲が6人に提示されたのはいつだったのか(CITYの候補曲だったというのは雑誌で読んだ)。
誰がこの曲を推したのか。
歌割りはいつ決まったのか。
どうやってレコーディングしたのか。
完成を聴いて何を感じたのか。

全部知りたい。
この曲の存在が、もしかしたら、SixTONESの音楽の変化なのかもしれないから。

 


この曲をこのタイミングで出せるSixTONESには、無限の可能性を感じます。
こんなに10年後が楽しみなグループ、他にない。

だから10年後も、その先も、6人で歌っていますように、と。
願ってやみません。

やっぱり歌うなら6人だよな!
なんつって。

 


追記:歌割りだけで長々と喋りましたが、そもそも音楽としてもSixTONESの今までからは離れている曲ですよね。
ラップ調で日本語詞。どこかファンタジックで概念的ないつもの音楽とは違って、リアリティ溢れる具体的な歌詞。
「ジャニーズが歌う失恋曲」としては聴いたことがあるような気がするけれど、「SixTONESの曲」としては全く聴いたことがない音。こんなにグロッケンが可愛らしく切なく輝く曲をSixTONESが歌う未来、マジで想像してなかった。
この曲がSixTONESの持ち歌のひとつになった世界、控えめに言って最高だと思います。定期的にパフォーマンスしてくれ……。あとMV作ってくれ……。SONYは言い続けてるとマジで作ってくれる可能性あるからめちゃくちゃ言うけどMV作ってくれマジで……。

SixTONESステージ衣装集

ネットで調べても全然衣装集が出てこない!せや、自分で作ったろ!

 

完全に自分の資料としてかき集めたものです。衣装の名前は私が区別できるように適当につけてます。

自分が思い出した順に並べたので順番は気にしてません。抜けあったら教えてください。画像全然無ェ~~~~~~!!!!!!

 

 

Jr.時代


デニム
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私は当時を知らないので分からないんだけど、IN THE STORM用らしい。

この星の爽やかさにもビークレのワイルドさにも合って、かつJr.の幼さが残る良デザインで好き。まぁ彼らが幼かったかは置いといても。

余談だけど、この画像がサムネになってるこの星のHIKARIの動画、顔が疲れすぎてていつ見ても笑う。

 


Jungle白
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Bounce……

ファーのシュシュに衣装担当の意思を感じる1着。

動物をデザインに落としこむの変態でかなり良い。次にリメイクするならJungleが良い。てかJungle歌って欲しい普通に。メンバーのイメージ動物がある日本の男性グループなかなか聞かないからJungleもっと擦って欲しい。メンバーのイメージ動物ってなに?

 

 

Amazing!!!!!!黒
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最も「SixTONESっぽさ」を感じる。黒着せたら右に出るグループいない。京本さんのしっぽから香る平成が良い。北斗の腕から香る変態臭はもっと良い。

なんでこの衣装のアクスタないんですか??????

 

扇子じゃぽ
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Jr.時代のSixTONESの代名詞じゃぽ。帽子+扇子バージョンの良い画像がなかった。

「衣装に統一感とか必要か?」の系譜。これのアクスタがあるのはマジでデカイ。

北斗の振り袖が嫌いなオタクに会ったことがない。

 

24h赤
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私の中で24時間テレビのイメージが強すぎるので「24hの赤衣装」って呼んでるやつ。ジェシーの蝶ネクタイが可愛い。京本さんの背中にQRコードが張り付いている。北斗がつんつるてん。

 

 

ストライプスーツ
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みんな大好きストライプスーツ。ステージ衣装と呼ぶにはあまりにも普通のスリーピース、しかも全員アレンジなしのお揃い。それでも根強い人気があるのは、SixTONESのスタイルとオーラの為せる業。

流行に左右されない、あまりにも普遍的なデザインなので、この衣装が似合うこと、この衣装の人気が強いことは、それだけで武器。

 


関コレパステ
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SixTONESの衣装の中でもかなりアイドル寄り。色味なんて完全にキラキラ王子様系。樹なんてどこまでが髪でどこまでが顔でどこからが衣装か分からないくらいパステル。可愛い。これで歌うNight Trainが好き。ナイトレの音源化まだ?

 


8.8銀
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デビューしそうな写真。強そう。

銀スパンコールでギラギラ。広いドームで映えるナイスチョイス。

こーちがスカート。CDTVBPWでも北斗がスカート履いてたけど、衣装として男性がスカート履くのは大好きなのでめっちゃ美味しい。

 


帝劇黒
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ステージ衣装の中ではかなりボディラインに沿ったスタイリッシュ衣装。黒スーツで勝利するSixTONESが大得意なスタイリング。スタイリッシュすぎたのかあんまりステージ映えのイメージはないけど、会見なんかでイメージを崩さずパッと華やかになるからすごく良い。今でも着れそう。いつ着るかは知らん。

 

 

 

TrackONE -IMPACT-


NW赤
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ビビるくらい良い画像なかった。アクスタ眺めた方が早い。デビュー期の赤いSixTONES

軍服デザインだしなんかごちゃごちゃついてるし赤スパンコールでギラギラしてるし、いかにもデビューアイドルって感じで勢いがある。デビュー期のアイドルなんて盛れば盛るだけ良いよね。

 

イミレ白
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たぶんoneSTの食事セトリと同じやつ。白一色という攻めたスタイリング。表面触ったら痛そうだなといつも思う。

ここからいろんな色に染まるSixTONESがこれ着てイミレ歌うのが良い。

トンパクでは「穢れなき白」のイメージだったけど、oneSTで食事セトリは「清潔感」のイメージ。清潔感大事だよね。

 


ギャング
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もうこんなん……こんなん全部良い。どこ取っても良い。もうどう見ても重そう踊りづらそうとか関係ない。正味この衣装の帽子+グラサン完全装備ver.アクスタが一番欲しい。顔?ちょっとくらい隠れてても構わん。あまりにも衣装としての完成度が高すぎる。

衣装資料のために久しぶりにトンパクのTelephone見たらかっこよすぎてちょっと怖かった。完成されすぎじゃないか?

 


パンツ
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ミルキーはママの味。

 

 

 

on eST


DANジャケット
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色味のバランスに思うところはあるが、デザインや質感はめちゃくちゃ好き。シックなキラキラ感がオシャレ。色味のバランスに思うところはある。それはある。

 


ST青
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ツアー初期は良かったけど、延期しまくったせいでどんどん暑そうになっていった真っ青な衣装。特に京本さんのジャケットがボアすぎて彼がいつ脱水で倒れるか気が気じゃなかった。

デザイン自体は生地とは裏腹に爽やかでカッコいい。2021年のSixTONES

 


スペオダ金
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㊗️アクスタ化。

スタイリッシュでいかにもSixTONESのコンサートで着られてそうな衣装。黒×金は盤石。

𝟓𝟎𝟐 𝐁𝐚𝐝 𝐆𝐚𝐭𝐞𝐰𝐚𝐲

 


私服(えすと)
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めちゃくちゃ頑張ったんだけど6人で映ってる写真見つけられなかったしスクショも上手くできなかった。この衣装もツアーが進むにつれ暑そうになっていったもの。上の写真も本当は上着とか全然足りてない。

「私服を意識している」ことがまる分かりのメンバーの趣味丸出しな衣装。この統一感の無さは絶対に失ってほしくない。いつか私服風衣装が6着貯まったら全員違うツアーの私服風衣装着て出てきて欲しい。たぶん違和感ない。

 

 

 

街コン



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オタクから「絨毯」とか「魔術師」とかいろいろ言われてるがなんだかんだで愛されてる衣装。布なんてあればあるだけ良い。何が良かったってこの年のMDのシャッフルでこれ着た時の覇王感が本当に良かった。この盛り盛り盛り布に負けないSixTONESが好き。絨毯着て格好良いのはバグの域。

2022年のSixTONES

 


私服(街コン)
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可愛いに振った私服風衣装。これでフィギュアとFASHION歌うのマジで天才。こーちがパン屋さん(樹談)。もちろん京本さんはツアー後半でフライトキャップを脱ぐ。というかこの衣装に関しては全員後半で着方が変わった。SixTONESは衣装を盛りがち。

 


Amazingリメイク
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天才かと。

Jr.時代の人気衣装をアレンジリメイクするなんてマジで天才かと。誰が思い付いたんだ?今度こそアクスタ作れ。

京本さんのしっぽからは相変わらず平成が香るし、こーちのしっぽからも平成が香るし、北斗の変態腕は令和の変態にバージョンアップ。

 


スーツリメイク
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だから天才かと。

正直最初にネット記事で見たときは「どない?」と思ったんだけど、現場で見るとステージ映えが本当に素晴らしかった。街コン衣装で一番ステージ映えしてたまである。

SixTONESはスーツ着てりゃとりあえず勝てる。

 

 

 

慣声の法則(アリーナ)

 

私服(慣声)
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いや怖……。

街コンの私服風が可愛いに寄ったからなのか、急にとんでもない治安になった。怖いって。

私服風衣装なのに色味に違和感がない。その分怖い。

慎ちゃんはもうこのジャケットは着ずにツアー後半は白Tにニット帽で出てるらしい。逆に怖い。

 

 

キンプリ青
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キンプリ衣装と呼ばれているがキンプリのお下がりとかではない。アイドル衣装なんて着れるうちに着といた方が良い。絶対にそう。色味が落ち着いてるから無駄にドルドルしくなくて似合っている。アクスタ欲しい(アクスタ乞食?)。

 

 

キンプリ金
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キンプリ衣装の上を金ジャケットにしたもの(のはず)。

急にSixTONES感が出る。ボクサーが羽織るガウンっぽい。強そう。下に着てるのはキンプリ衣装なのに、全員堂々のサングラス。たぶんキンプリが全員サングラスで出てきたら炎上する。

 

 


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炎上したら、こう。

 

 

 

慣声の法則

 

OP

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最高。

初の5万キャパのOPでファー盛りチェーン盛り白黒とかいうJungleを思わせるゴリゴリのゴリを着て出てくるSixTONES本当に偉い。視認性たすかる。ドームなんて盛れば盛るだけ良いです。これでAmazing!!!!!!なんて踊られた日にゃ

 

ED

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(これはアンコールの上だけTシャツバージョン)

私の記憶が正しければ軍服デザインだったはず。良さげな画像見つけたら差し替えます。

 

 

自由な衣装で見ていて楽しい~~。

抜けに気がついたり増えたりしたら書き足すかも知れませんし書き足さないかもしれません。

 

 

おまけ

 

Hysteria
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Jr.に下がる気配はない。

声出していこうぜ【声/SixTONES】

どうも。とっくに明けましておめでとうを2回繰り返してます。

アルバム聴いて久しぶりに長文をしたためる気になりました。とは言ってもマジで久しぶりだし時間も取れなかったので曲によって書いてる日が異なります。よって温度感も異なりますし支離滅裂なところもありますがとりあえず書いちゃったので勿体無い精神で上げておきます。ほとんど私の備忘録です。

 

 

それでは、れっつご♡

 

 

Overture -VOICE-

あれっ私ゴスペラーズのアルバム取り込んだかな??????

開始一曲目でいきなり「いや待て待て待て待て待て」を口からこぼした。いわゆる『うやむや』枠は『人人人』だと思っていたのにこんなん隠されてたの反則じゃない?

基本的にアルバムは通しで聴いた形が完成形だと思っているので最初はなるべくリピートや飛ばしをしないようにしてるんだけど、人間が1分14秒で処理できる情報量を5億倍超えていたのでいきなりリピートをかましました。ソニー、WIN。

もしも記憶を消せる機械が発明されたらこの曲の記憶を消してもう一度口から「いや待て待て待て待て待て」をこぼしたい。そういう曲です。

このタイミングで髙地のぶんつかを音源に収めてくるのが意外でした。一番格好いいぶんつかの使い方。ぶんつかぶんつか。

 

 

Boom-Pow-Wow!

発売前には既に右耳からBoom-Pow-Wow!が生えてくるくらい聴きまくってたドチャクソお得意SixTONES天下曲だったんだけど、フル尺の隠し方が上手すぎてちょっと引いた。初めてフルを聴いた時には右耳からショートBoom-Pow-Wow!が生えていたので「あれっフルそんな感じなの?」と違和感を覚えたんだけど、何度も聴けば聴くほど「これが完成形だ」と思わせる強さ。右耳のBoom-Pow-Wow!はすっかりフルに生え変わりました。

次のシングルには『Boom-Pow-Wow!』のLive ver.を入れてくれないと、Sony Music Entertainmentの本社前で泣きわめいてしまうのでよろしくお願いします。

どうでも良いけど、最近のSixTONES戦略、ソニーが曲をフルで配信したそうな雰囲気が強くてウケる。

 

 

 

Good Luck!

人類皆、結局ぐどらが好き。

我らが誇りの紅白トップフィーバー曲。何年後とかにふと再セトリ入りしてオタクを泣かせる系の曲になって欲しい。人生肯定キモチェェ~~~!!!

 

 

 

Outrageous

いや勘弁してくださいって、もう、もうこれ以上はペンラ振れませ……いや冗談とかじゃないってやめてくだ、ちょっとジェシー先輩なにニヤニヤしてんすか再生ボタン押さな、いや違いますフリとかじゃないですやめ、やめてくださ、あっ、あ、あ~~~~~~!!!!!!

 

アヴレイジャス!!!!!!!!!!!!!!

 

 

WSでチラッと映った『Outrageous』のサビ部分だけで呑める。

 

 

 

ふたり

魂が浄化される音をレコーディングしたものがこれです。

初解禁から一貫してフル尺だったの今思い出しても暴挙すぎてソニーのことが大好きです。

 

 

 

共鳴

強いよな~。何度聴いても強いよな~。

キモい音数で身体中を蜂の巣にされて死ねるなら本望。1番と2番で音取りのタイミング変えてるのも本当にキモくてこれを死因にしたい。

個人的にはシングル『わたし』に入ってたブラスアレンジが激刺さりでした。SixTONESいつかブラス背負って音響終わってる環境で歌ってくれや。

 

 

 

人人人

いやもう本当に意味がわからない。いい加減にして欲しい。歌割りとかバンド音とか踏み方とかいろいろ触れたいんだけどとりあえず概念の話をします。

アイドルグループのラップ曲は数あれど、この『人人人』とかいう劇薬を乗りこなして「たのしい😊」みたいな顔させてるSixTONESは本当にヤバい。意味がわからない。

韻を踏むのはラッパーの仕事だけど、ラッパーというのはえてして陰を背負った生き物なわけですよ。この曲はステージ上では絶対夢で絶対正義で絶対太陽でなくてはならないアイドルにしか歌えないんですよ。ラッパーには歌えない歌詞。しかもこの曲のヤバいところは「アイドルが書いてない」ってとこ。

SixTONESは基本的にプロにプロの仕事をして貰うスタンスのようで、ここまでの活動でメンバーが6人曲の作詞曲の根幹に関わったことがない。作詞曲できるメンバーがいるにも関わらず。まぁそれは正論で、レベルの高い音楽やるならレベルの高い人間がやるべきなんですよね。アイドルならば特に。こんなにいろんな人間が作った音楽やれるアーティストってアイドルくらいのもんだから、その有利は絶対に使うべき。

そういう意味でも、ここまで自己言及的な歌詞を「メンバーが書いてない」というのがかなりデカイ。そんな意味不明な芸当できるのアイドルだけですよ。アイドルにしか歌えない楽曲。「メンバーが歌詞を書いていない自己言及曲を歌う」という事象がもうアイドルの概念。メタの入れ子状態。ほぼマトリョーシカ。ということで今回の企画は“マトリョーシカ”!

 

それはそれとして、生きとし生ける全てのアイドルファンをめった刺しにする内容をえげつない量の韻で畳み掛ける佐伯youthKはマジで何?

音源とPLAYLISTの歌い方全然違って怖すぎてちびりました。音源がこんなにちょけた歌い方してるなんて聞いてないしそんな歌い方できるとも聞いてないですよ。左耳から生えてた人人人プレリスver.がビックリして折れました。弁償してください。

 

 

 

Risky

鳴る音全部がヤバい。気がついたら財布の中身全部ひっくり返してるし口座も空になってるみたいなヤバさがある。サビを6回繰り返して「誰が一番エロいか」とか考えてるうちに水道が止まる。ものすごく終わって欲しくないところで終わってしまい、同時にガスも止まる。

もちろん鳩時計のところで不整脈を起こす。

 

3回のサビをそれぞれジェシー×森本、田中×髙地、京本×松村に振っているのは声質で揃えたんだろうか、だとしたらやることが本当に変態なので心の底から反省して過ちを繰り返し続けて欲しい。

 

ジャッ(心停止) ポポポポポ……(心拍再開)

 

 

 

Chillin' with you

溶ける。君は脳みそが溶ける感覚を味わったことがあるか。

前曲と違い1曲のなかでほとんど温度感が変わらない。あまりにも心地よい。変わらなさすぎて気がついたら5時間くらい聴いてる。もはや日常生活のBGMでずっと流れてて欲しい。人生のバック・グラウンド・ミュージック。

SixTONESにはチル曲がいくつかあるけど、ダントツで溶ける。今後の人生、この曲と共に積極的に液状化していきたい。

1番では松村がメロメロのメロで歌う「Just cut ノイズはCutすれば良い All I wanna do is chill with you Come on」を、2番では田中がラップのように語りかけてくることで背骨が溶けてメタモンになれます。これが……合法……!?

 

 

 

SUBWAY DREAMS

なんだかんだでこういう曲にとても弱い。アイドル事務所で10年以上生きてるんだからこういう曲が下手な訳がないのに毎回新鮮に背中を押される。もう本当にコンセプト勝ち。アイドル。

普段がなったり煽ったりが多いからそうは思わないけれど、SixTONESアイドルソング寄りの声質がかなり出る。歌声が甘く、跳ねるように歌うことでポップさが出るジェシー、明るさに全振りしたハイトーンの京本、ファニーなザ・アイドルボイスの髙地、キャラメルボイスの理想系である森本。それにSixTONESらしさのスパイスを加える田中と穏やかで少しだけ暗さを持つ低音の松村がいるバランスの良さ。星、5つです。

SixTONESが歌う明るい曲の良いところは「背中を押しすぎない」ところで、基本的に今の自分を肯定してくれるからしんどくならない。この曲もその例に漏れません。星、5つです。

個人的には最後の「明日へ進んでいく」で髙地上、京本下にした采配に拍手を贈りたいと思います。星、5つです。

 

追記:ほんとすいません「明日へ進んでいく」はめちゃくちゃ下松村でした、右だけで聴いたらあまりにも松村でビックリしました。“声”というアルバムの話をしていて声を聞き間違うなんて言語道断なので、とりあえず腹を切ります。

上は髙地だと思うんだけどこのミスがショックすぎてもう何も信じられないです。ありがとうございました。腹を切ります。

 

 

 

PARTY PEOPLE

お前が夏になるんだよ

 

 

 

わたし

ええ、はい、今でも明確に覚えています……。「顔が良すぎてマスクをしている」という謎のギャルソンを初めて目撃したあの日のことは……。

その日は普通の月曜日でした。年度始めの疲れを感じつつも、半年越しに世へ出るヤリ○ンギャルソンを楽しみに帰宅した「わたし」は、嬉々としてドラマを観始めたのです。まさかそのドラマで、ブルゾンちえみ(のコスプレをした広瀬アリス)のバックで松村が歌い出すなんて……。

 

(吸)

 

ありえなぁぁぁぁい!!!!!!

 

良い曲ですよね。CDTVのパフォーマンスが良すぎて今でも眠れていません。

 

 

 

Always

出光興産企業CMタイアップの人生讃美歌、3作目。出光さんには頭が下がる。頭が下がりすぎてそろそろ石油が掘れる。

何かの雑誌で誰かが言ってたけど(記憶薄弱)、王道っぽい音で作っておきながら「そこで上げるの!?」「そこで下げるの!?」という意外性があったオモロ曲。特にサビの「Always」を3回繰り返すところで最後だけ下げるの本当に変態で好きだしラスサビは上をキープするのもめちゃくちゃ変態で好き。

ミュージックソンの生歌唱、12時間ラジオやったあとにイヤモニなしでこの曲やる勇気すごい。私なら裸足で逃げてたと思うのでSixTONESマジ偉い。

 

 

 

Need you

髙地優吾ヤバい。

liSTening PARTYの時点で「このテンポでこの雰囲気で早めの歌詞……!」にめちゃくちゃ興奮して試聴を聴きまくってたんですが、公式サイトの試聴マジで上の京本と下の松村の声しかない。ほぼほぼ『ってあなた』。本当にそれくらい京本と松村の声しかしないんですよね。それもそのはずで、なんか意味分からんくらい上のパートがずっと高い。こんなん京本しか歌えないに決まってるし意味分からんくらい上のパートがずっと高いときは下に松村置きたい。分かる。

だから勝手に「きょもほくユニット曲」って呼んでたんですが、まさかの2サビ、上が髙地の下がジェシーでした。

どう考えてもこの音域をこの声量とこの長さで出せんの京本だけだろ、みたいな地獄ハイトーンパートを、まさかの髙地がやってる。2サビ全部やってる。どうしちゃったんだよ髙地……。

元々下より上の方が出やすいのかな~という印象ではあったし他の曲で京本と同じ高さのパートを歌うことは結構多いから「京本と同じパートを歌う髙地」自体は全く珍しくないんだけど、いくらなんでも喉がガン開きすぎる。雑誌やパンフレットを読む限りではどうもシェイスピ効果らしい。舞台発声を完全にモノにした髙地、凄すぎる。

この2サビをさらにヤバくしているのは下のジェシー。いや確かにジェシーは意外と上より下の方が出やすい時がある。それはそう。ジェシーは死ぬほど歌が上手いし音域も決して狭くはないんだけど上が出づらそうな時がある。それはそうなんだけど、そうなんだけども、あの「SixTONESの主人公」ジェシーを2サビまるごとオク下で使うの贅沢すぎて税金がかかる。

曲の構成がドシンプルで「同じこと2回繰り返す」だけでスパッと終わるのもかなり気持ち良い。

常識ぶち壊された。正直一番動揺した曲でした。

 

 

 

STAMP IT

俺これ知ってる。SixTONESが得意なやつや……。

森本に「理性が死んだ」を割り振った人間、罪。深く反省してほしい。というか全体的に森本が美味しいところを歌いすぎている。俺らの末っ子、恐ろしい。

SixTONESって本当にマジでなんでこんなにエロい歌い方が上手いんでしょうか。許せない。エロ過ぎる。壁にヒントを隠してるリアル脱出ゲームくらいエロ過ぎる。

 

 

 

OPA!

1度聴いたらあなたもOPA!になる。

ぽよんぽよんとしたやたらと軽い音と転がるような森本の声、ざらついた田中の声がなんとも気持ち悪くて非常に良い。

MVの明らかに怪しいアングラ味溢れる空間で怪しげに気だるげに踊る森本×田中、脳内で5億回は想像してたからお望み通りのものが出てきて白目剥いて飛びました。このなんとも言えない怪しさは森本×田中にしか出せない。マジで。シーシャとか吸ってそう。推しには絶対シーシャ吸っててほしくないけどこの曲のふたりはシーシャ吸ってそう。吸っててほしい。シーシャ吸え。

アホほどガタイの良い森本とめちゃくちゃに細い田中の対比も良い。チグハグさがより怪しい。もう全部怪しい。草も怪しいし女も怪しい。しんじゅり曲に女がいないなんてありえないので女がいてくれて嬉しい。MVに女がいてガッツポーズするドルオタなんてスト担くらいのもんじゃなかろうか?ありがとう、謎の女たち。お前らもシーシャ吸え。

 

 

 

ラ・ラ・ラ・ラブストーリー

ン゛カ゛ワ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛

腐ってもドルオタ、推しに可愛さで殴られたい欲求がある。常時ある。SixTONESを好きになった時点でそんなもの諦めていたけど、あるに決まっている。可愛さで殴られたい。そんなあなたに、はい、ラ・ラ・ラ・ラブストーリー。

MVを見たとき天を仰ぎました。過言じゃなくてマジで。

この曲に関してはふたりの舞台が始まる夏前に録られたらしいのでふたりとも喉で歌ってる。その軽さがポップな雰囲気に合っていてめちゃくちゃ聴きやすい。それをわざとやってるってのが本当に変態で大好き。

過去ユニット曲「CANDY」よりは確実に大人に、しかし確かに可愛いきょもゆご。今回のユニットは特に「6人曲だとありそうでなさそう」なラインナップだけど、その中でもこの曲の秀逸さは異常。これかできる年長組がいて良かったー!!!!!!

 

 

 

愛という名のベール

ほくじぇって歌謡曲を歌うために生まれてきたんですよ。

本人たちも何度も言っている通りの、ドストレートKinKi曲。太陽神ジェシーを陰に引きずり込める唯一の男、松村北斗と、陰に引きずり込まれてもなお「白い衣装」のジェシー、あまりにも解釈一致SixTONESすぎて脳内の各国首脳が握手した。

とにかく歌謡曲が似合いすぎている。歌謡曲を歌うために生まれてきたとしか思えない。ほくじぇがほくじぇでデビューしなくて、6人でいることを選んでくれて良かった……と心底安堵してしまうくらいには歌謡曲が似合いすぎている。

この曲で唯一ユニゾンでなくなる「残響さえも消えて」のパート、完全に上ジェシー×下松村だと思い込んでいたので、MVで逆であることに気がついたとき驚きすぎて顎が外れました。

 

この曲に限らず、今回のユニット3曲、びっくりするくらいほとんどハモらないんですよね。アルバム一発目にゴスペラーズ(動詞)してるくらい普段はハモ職人グループなのに、3曲ともほとんどハモらない。同じメロをなぞるかユニゾンするだけ。特にジェシー×松村の「お好きなだけハモってください」と言わんばかりのユニットでほとんどハモらないし、ハモっても上を松村、下をジェシーにするところに凄まじい変態性を感じます。これもアルバムタイトル『声』を意識したものなのだろうか……。

 

 

 

Cat Call

今すぐこのアルバムを18禁エリアに置きなさい。

なんだこの「幼い頃に聴いたら最後、一生治らない性癖を構築されてしまう」曲は。取り締まれ。

サビ割りがかなりヤバい。ドルオタの性(さが)としてシンメに興奮するDNAを埋め込まれているのでアー写シンメで割られてるだけでもなんかもうヤバイところに刺さるのにいちいち印象が変わるの暴力的にも程がある。1番の松村×髙地は「一見害はなさそうだがついていったらヤバイ18禁お兄さん」、2番の森本×田中は「余裕のないヤバイ18禁お兄さん」、ラストのジェシー×京本は「力(りき)でねじ伏せてくる歌う18禁お兄さん」でしかない。

マッッッジでエッチを煮詰めて作ったみたいな曲のくせに音が軽いので重たく感じない。特に口笛が本当にずるい。よく言うじゃん、危ないお薬はラムネみたいな見た目だって。それです。

この曲が年齢制限かかる前に聴いて、みんなも性癖の底へ堕ちよう!

 

 

 

オンガク -声 ver.-

今作のリアレンジ枠なわけですが、俺は佐伯youthKを許さない。

 

なんだあの人、いくらなんでもSixTONESの解像度が高すぎるだろ。前世SixTONESか?もしくはおやーんずか?

音楽で戦うアイドルであるSixTONESが出してきた「オンガク」という曲、元々「アーティストから音楽へのラブソング」の他に、「愛する人間同士のラブソング」、「アイドルからファンへのラブソング」、「SixTONESからSixTONESへのラブソング」としても受け取れるように書いてある曲だったんだけど、今回足されたラップパートで「SixTONESからSixTONESへのラブソング」の側面が一気に強まった。なんなんだ「五線じゃ足りない六線のスコア」って。SixTONESにしか歌えない歌詞すぎる。知ってるか今デビュー組で6人組なのSixTONESだけなんだぞ。知っててやってんのか。しかもそこだけ6人全員で歌ってる。ウワァそうですか、ソニーそういうことしちゃうんだ、ウワァ。とにかくなんでもかんでも「6」にこだわる、あまりにもSixTONESアイデンティティを感じるアレンジ。エモのタコ殴り、一丁上がり。

 

 

 

Again

俺これ知ってる。SixTONESが得意なやつや……。(再放送)

やたらと失恋バラードが上手いSixTONESが今回もやりました。

この曲の面白いところは「SixTONES的・王道アイドル歌割り」なところ。歌い出しはジェシー、AメロBメロはバラードで耳馴染みが良い松村と森本の声が芝居仕込みの表現で世界観を固め、サビはアイドルにありがちなユニゾンとメインボーカルの片割れジェシーのソロ、2番のAメロBメロはユニークかつアイドル的な声色の髙地と田中が引っ掛かりを作りつつサビではもうひとりのメインボーカル京本が印象付け、Cメロでメインでない4人が変化を作りつつジェシーがハイトーンを担い、ラスサビでは京本が無双、締めもジェシーが今回のアルバムテーマにかなり近しい「your voice」という言葉で持っていく。途中のセリフパートを田中と松村に振っているのも面白い。誰のファンとか関係なく、最も曲中のセリフパートが似合う。そういうアイドル行為が似合う。

変則的で上ハモ下ハモすらもセオリー通りでなかった今回のアルバムにおいて、最後に「いつも通り」メインボーカル無双させてアイドルらしい歌割りにしてくるソニー、意図的かは分かりませんがめちゃくちゃ面白いなと思います。

 

 

 

 

総括:このアルバムに関わった人間みんな、コレ作るのめちゃくちゃ楽しかったと思う。

【苺】SixTONESが爆弾持ってた【朝食】

みんな~!

SixTONESスペシャル月間、楽しんでるか~!?

 

私は息も絶え絶えになりながら、めちゃくちゃ楽しんでいます。

 

 

突然ですが、さきほどサプライズでドロップされたコレ。

 


SixTONES - Strawberry Breakfast - (Music Video) - YouTube

 

このMVがどこを取っても天才だったので、私なりの天才ポイントを述べさせてください。

 

というかこんな最高なもん見せられたら語らないとやってらんねぇ、どうなってんだよteam SixTONES

 

 

 

①パブイメとギャップの両立

SixTONESにハマる前の、ほんの数ヶ月前の私がSixTONESに抱いていたイメージは、「パンツ見せてくる(※1)怖くてヤンチャなKATーTUN路線」でした。それは今でも間違っていたとは思わないし、SixTONESのグループコンセプトがクールでアダルトでオラオラなものであることは明白です。恐らくグループのパブリックイメージもそういったところだと思います。

しか一方で、SixTONESにはYouTubeなどで見せる「面白いことが大好きでいつも笑ってるわちゃわちゃグループ」という顔もあります。

そのどちらもを魅せているのが、このStrawberry BreakfastのMV。

女性に弄ばれているような、それでいて「弄ばれることを楽しんでいる」ような様子はSixTONESにとても似合っていますが、実はSixTONESがMVで「笑う」のはこれが初めてのはずです。

初めて作ったMV、シングル1枚目、2枚目、3枚目とアルバムはクールなダンスナンバーですし、シングル4枚目は笑うというより上手く振る舞えない自分への嘲笑いのような表情を見せる切ない恋愛ソングでした。

ひとつだけ「笑う」MVもあるにはありますが、事務所前の路上で、私服で、手持ちカメラで一発撮りという、MVというよりも企画色の強いものです。

SixTONESが楽しく笑っているのは、今回が初めてなんです。

パブリックイメージとしてのSixTONESっぽさと、

ファンがよく知るSixTONESっぽさ。

どちらも兼ね備えたMVと言えるのではないでしょうか。

 

 

※1 身内が見ていたLove MusicのRAM-PAM-PAMを見たことがありました。初めて見たときは普通に引きました。



②メンバーの色が出るつくり

Strawberry Breakfastという曲が作られた当初からMVの話があったかは不明ですが(たぶんなかった)、この曲でMVを作ることで、驚くほどメンバーの個性が出ています。

ラップパートではラップ担当がセンターに立ち、ダンスパートではダンスの得意なメンバーがセンターに立つ。

Aメロではソロ回しで6つの音色を存分に聴かせ、フェイクも入れてメインボーカルを立たせる。

それだけではありません。キザに女性を誘うメンバーがいれば、コミカルに寄るメンバーもいる。

余裕ぶって女性に近づくメンバーがいれば、すぐに口づけしようとしてバラでビンタされるメンバーもいる。

笑いながら飲み物を口にするメンバーがいて、呆然としながらひたすら食べるメンバーがいる。

尺にして3分すこし、2番をカットしたワンハーフサイズであるにも関わらず、それぞれのキャラクターが引き立つ演出になっている、とんでもないMVです。

 

 

③ポテンシャルの高さ

そもそもワンカット撮影がすごいのはもちろんですし、演出の一手であるということは大前提ですが。

今回のMV、あまり予算はなかったと思うんですよね。

ニューリリースではないし、表題曲でもない。

大掛かりなセットもCGもなく、ロケ地は都内。衣装もシンプルな「Black suit」。

だからワンカットにした、とは思いませんが、あのシンプルでごまかしの効かないつくりであれだけ魅せられるSixTONESが純粋にすごいし、そんな環境を作るスタッフもめちゃくちゃすごい。プロの仕事。



④インターネット戦略の上手さ

せ on Twitter: "SixTONES『Strawberry Breakfast』MV監督しました。 自然体でコミカルかつキザッキザにキメてくれた最高のメンバーに拍手です! なるべくスマホ画面いっぱいになるように作ったのでいっぱいスクショしてください。愛! https://t.co/t9l8KXbL4H #SixTONES"

か、監督~!?!?!?もしかして天才ですか!?!?!?

SixTONESは他のMVも全てYouTubeにUPされていますが、円盤リリースされた曲のMVは全てワンハーフ、つまり製品を買わないと全容が分からない状態でのアップロードです。

しかし前述の通り、Strawberry Breakfastは3ヶ月前にリリースされたシングルのカップリングに過ぎないわけです。

ですからこのMVは純粋に、グループ結成6周年企画のひとつである、と考えるのが妥当だと思います。だからたぶん、YouTubeでの無料公開前提での製作だったはず。

そして監督は、YouTubeで、つまりスマートフォンの横画面で最も綺麗に映し出される画角で製作している、とおっしゃっています。

これが、インターネット大航海時代に、ジャニーズをデジタルに放つ世代としてYouTubeに愛されたSixTONEの、戦い方……。

痺れます。降参です。愛!

 

 

⑤アイドルだから作れるMV

結局これなんですよね。

洋画チックな演出で作られたこのMVには、歌も、ダンスも、お芝居も、そしてカメラへのファンサも存分に含まれています。

これが出来るのは、良くも悪くも全てを経験しなきゃいけない、アイドルグループだから。

ジャニーズ事務所の、SixTONESだから作れたもの。

SixTONESだから、世界に放てるもの。

 

 

 


SixTONES - Strawberry Breakfast - (Music Video) - YouTube

 

 

 

どうですか。

名作でしょ。

どう考えてもお前らが主演男優賞。

今世紀最高のHit。

 

ラスサビで白い照明が明滅する中レッドカーペットを歩く6人。まるで海外の大スターのようで、夢を見ているような感覚にすらなってきます。

でも、現実。

これが今のSixTONES

強すぎる。

 

こんなんをサプライズで落としてくるSixTONESSONYが怖すぎる。毎秒気が抜けません。

もうすでに供給過多で満身創痍ですが、SixTONES結成6周年、スペシャル月間はまだ半分も過ぎてませんね。

 

みんな、生きような!!!!!!

SixTONESに落ちましたよ。

「ST」っていう曲あるじゃないですか。SixTONESさんのファーストアルバム「1ST」のリード曲。あの曲がとても好きだという話をさせてください。

 

 

 

このブログの他の記事を読んでもらえば分かるしそもそもブロタイで気付く人は気付くと思いますが、私は頭おかしくなっちゃうんじゃないかというくらい、嵐のファンでした。

ひとつ前の記事 https://kmkzhtn915.hatenadiary.jp/entry/2021/03/18/042318 に書きましたが、本当に本当に嵐は私のなかで絶対の存在で、神様で、青春でした。

 

そんな嵐が終わって2021年が来て、しばらくは呆然とすることしか出来ませんでした。

わりと本気で生きる理由が分からなくなったし、楽しいことはなかったし、惰性で過ごすような日々が2ヶ月ほど続きました。

 

 

 

で、そんな時に、なんの偶然だったか忘れましたが、私は「きょもほく」という概念を知ってしまいました。

 

もう一生忘れないと思う。きょもほくに受けた衝撃。

 

 

翔潤?

 

 

いや、違うのは分かってるんです。きょもほくと翔潤は違う。同じにしちゃいけない。

でもさぁ~~~~~~夢にも思わんやん「思春期の方向転換で距離ができた元ラブラブ現不仲売りコンビ」が翔潤の他に存在するとか思わんやん~~~~~~なにそれ?は?許せんマジで。

 

 

 

ここで私は危機を感じました。

このままではまずい、と。

このままストについて知り続けたら、絶対に、ハマる、と。

 

私は嵐の活動休止の少し前から、ジャニオタを辞める決意をしていました。

正確には、2021年以降は、嵐のメンバー個々を追う以上のことをしない、という決意。

もちろん他Gに落ちるなんて絶対あり得ないと思っていたし、実際好きになるところまでいくグループは、今まで嵐以外に現れなかったわけです。

 

ストもそうでした。

そりゃまあ、積極的に知るようになったのは今年に入ってからですが。

身内にスト担がいるし。

そもそも、2017年頃には「すとーんず」というJr.グループを認識していたし(最近のお気に入り映像はMステあいるびです。嵐担の自分に心底感謝した)。

JAPONICA STYLEのMVだってわりと早い段階で知ったし。なんならサビは今までもずっと歌えたし。

 

知ってはいた。出会ってはいた。でも好きにならなかった。

理由はひとつ、嵐がいたから。

 

それなのに嵐がいなくなって早々にストに落ちかかる自分の変わり身の早さに、正直失望しました。

 

ま、結論から言うと、諦めたんですけどね。

私はどうも、アイドルを推してないと、死ぬようです。

 

 

 

だって、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。

ストに対して「好き」「落ちたくない」をユラユラしていた頃、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。

膨大な量のYouTubeを再生する手が止まらず、毎日2~3時間ほどしか眠らないまま仕事してた時、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。

 

嵐がいなくなってから、一番、楽しかった。

 

そして私は抵抗することを諦めました。

推しは推せるときに推せ。

嵐が嫌というほど教えてくれたので、私はストを好きになりました。

 

 

 

ここで冒頭の話に戻ります。

私は「ST」という曲が、めちゃくちゃ好きです。

歌詞が、すごく、好きです。

 

ストを好きになりたくなかった理由のひとつに、「もう終わりを経験したくない」というのがありました。

嵐ですら、終わったんですから。

SixTONESも、いつかは終わるわけです。それは絶対。今から約束されていること。

だってSixTONESは、生身の人間ですからね。

 

「ST」を知っている方ならなんとなく察しているかと思います。

そうです。この歌詞です。

 

『終わりはまだまだ 遥か先の方だ』

 

こんなんサビの終わりで高らかに歌われてしまったら、ほんの数ヶ月前に「終わってしまった」嵐担、泣きますよ。当たり前のように泣きます。

 

『終わらない』って歌うんじゃないんですよ。

『終わりはまだまだ 遥か先の方だ』って歌うんですよ。

 

SixTONESを知って意外だったことがあります。

それは彼らが、賢いアイドルであるということ。

なんとなくのパブイメでヤンチャなグループだと思っていたので、彼らが謙虚で、上手く行くことに慣れてなくて、自分たちが「ジャニーズのアイドルである」ことに自覚的であることが、とても意外でした。

 

そんなSixTONESだから、自分たちがいまいる場所についても、きちんと理解しているのだろうなと思います。

アイドルには終わりがあることも、たぶんちゃんと分かっている。

分かった上で、6人で旅をしている。今がある。

 

だからこの曲をいただいたのかなと、勝手に思っています。

SixTONESだから歌える曲、なのかな。

 

 

 

『完璧だなんて間違ったって思うな』

『弱さのない世界は 強さとは無縁だ』

 

SixTONESがいろんな経験をしてきたことを知りました。

弱さも持っているSixTONESが好きです。

弱さを知っているから強いSixTONESが好きです。

 

遥か先の終わりまでついていけるか分からないけれど。

終わりが本当に『遥か先』にあるのかも分からないけれど。

 

嵐がくれたたくさんの幸せに慣れた私は、きっとストにもたくさんの幸せを要求するだろうけど。

 

「次に6が付くのは16周年だね」と、当たり前のように「6」にこだわって未来を見ているストが眩しくて、たまにどうしようもなく泣いてしまうけど。

 

「5」にこだわり続けた人たちのことを忘れられないし、きっと比べてしまうけど。

 

 

 

ストなら、私にもう一度、てっぺんを見せてくれるような気がして、今はただワクワクしています。

 

嵐が見せてくれた、永い永い夢のような、てっぺんからの景色。

嵐は最後までそこをてっぺんだとは思っていなかったようだけれど、今、SixTONESを好きになって、やはりあそこはとてつもなく遠く、高く、美しいてっぺんだったのだと思い返しています。

 

ストは、きっと見せてくれる。

私はもう一度、てっぺんに立つアイドルのファンになりたいです。

 

SixTONES、好きになれて良かったです。

遅刻したけど、結成6周年、おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは完全に余談で、言霊というか、書き記しておきたいだけなのですが。

私の中には「トップアイドル」の定義が明確にあります。

 

国立霞ヶ丘競技場での単独公演開催です。

 

おもくそ嵐贔屓が出ちゃってる定義ですが、私にとってはこれです。

そもそもあそこは音楽イベントをやるようには作られていないので、国内のアーティストがみんな国立公演を望むかっていったら違うだろうし、ストがそれを夢見てるかも分からない……というか、考えてないんじゃないかなとなんとなく思ってはいるのですが。

 

でも、私にとって、てっぺんの景色はアレです。

 

10年以上嵐のことが好きでしたが、国立に入ったことはありません。

いつか、もし、嵐が帰ってきたら……と思わなくもないけど、それよりも先に、あの場所に立つアーティストは現れるんじゃないかな。

 

SixTONESはドームには立つと思います。これはほぼ確信。

今はドーム規模だとお客さん入れてないから、いつの未来になるかは分からないけど。

 

でも、いつか、もしも、ストがそれを望んで、あの野外のばかでかいステージに立ったら。

そこに、揺れるペンライトの海があったら。

 

なんて、そんな妄想をしたり。

SixTONESに落ちそうな嵐ファンの独白

SixTONESの沼に落ちそうだ。

 

落ちそうだ、などと言っている時点で、かなり好きになってしまっているのは否めない。

 

少しずつではあるが、膨大な量のYouTubeを見て。

曲を集めて、聴いて、覚えて。

生まれて初めて青春ラブコメ映画を観に行って。

これが、ここ数日の間に起こっている。

 

そもそも年明けから怪しかった。

身近にストファンがいることで接触が多かったこともあり、彼らはいつの間にか、するりと私の胸のなかに入ってきた。

そして私はいつの間にか、ストのことばかり考えている。

明らかに落ちかかっている。というか外から見ればおそらくとっくに落ちている。

 

それでも私は、「SixTONESが好きだ」と言えないでいる。

 

好きになることが、どうしようもなく、こわい。

 

 

 

 

私はずっと、嵐のことが好きだった。

今でも、嵐というグループの残したものが好きだし、メンバー5人それぞれのことを大好きでいる。5人は今も、世界で一番幸せになって欲しいと思う存在でいてくれている。

揺らがない、大きな愛を、思い出を残してくれた、大切な人たち。

 

それでも、「嵐」という存在がこの世から消えた衝撃は大きくて。

嵐が止んだ次の日、テレビの中で動く櫻井翔を一目見ただけで、涙が止まらなくなって、苦しくなるほど泣いた。

昨日まで彼のとなりにいた4人がいない現実が怖くて、悔しくて、寂しくて。

泣いて、泣いて、泣いて、

そしてその涙のぶんだけ、私の心には穴が空いた。

 

その穴を、早々に埋めようとは思っていた。

アイドルや俳優などではなく、音楽の趣味を見つけようだとか、本をたくさん読もうだとか、何か別の夢中になれるものを探すつもりだった。

ジャニーズ事務所のタレントを推すのは、嵐を最初で最後にすると決意した。

脱け殻になる自分が容易に想像出来たから、年を越す前から、そうしようと思っていたのに。

 

元日の夜、ベッドの中でひとり、Love so sweetを聴いた。

思い起こす大晦日の夜。

嵐の終わりは、あまりにも切なくて、あまりにも愛しくて、あまりにも美しかった。

そうして私は気づいてしまった。

 

穴を埋めようとしても無駄なことに。

嵐がいた穴は、嵐でしか埋められないことに。

 

メンバーの共演やエピソードトークは、2021年になった今でもある。嵐を感じられないわけじゃない。

でも私の心にある穴は、5人じゃなきゃ埋められなかった。

 

 

 

 

その隙間に入り込んできたのが、SixTONESだった。

もちろん、ストでもその穴を綺麗に埋めることはできない。

それでも、2019年1月27日からの2年間、嵐にズブズブに甘やかされて、アイドル浸けの日々に、終わりに向かう日々に慣れてしまった私には、今この瞬間を生きるアイドルは、あまりにも眩しかった。

 

嵐がいた穴を埋めることはできなくても、

それと同じくらいの大きさの「想い」を、ストは私に与えてくれた。

 

今年に入ってから、SixTONESを見ている今が、一番楽しい。

 

SixTONESが可愛い。SixTONESが格好いい。SixTONESが面白い。

SixTONESを、推したい。

 

でも、アイドルを、ジャニタレを推したくない。

 

 

 

 

V6兄さんが、解散するらしい。

TOKIO兄さんは、会社になるらしい。

SMAP兄さんはもういない。

タキツバもいない。

そして、嵐は、活動休止した。

 

アイドルグループに、永遠はない。

 

私は、まだデビュー2年目のSixTONESに、いつか終わりが来ることを恐れている。

 

それだけじゃない。

人生の半分の時間を捧げた嵐を、裏切るような気持ちにもなっている。

 

私にとって、ファンクラブへの入会は「契り」に等しい。

貴方たちのことを好きだと誓う、そのための名義だと思っている。

だから嵐がファンクラブ継続を決めたとき、安堵で涙が止まらなくて。

大声で泣きながら、カンパイ・ソングを歌った。

私が、嵐のことを好きだと第三者に認めてもらえる、たったひとつの会員番号。

それを守り通せることに、心底安心した。

 

それなのに、嵐がいなくなったとたんにこれだ。正直呆れる。

自分でも分かっている。私は嵐がいない寂しさをストで埋めようとしているだけだ。

私は、SixTONESという、ひとつの独立したアイドルグループを、別のアイドルグループの代用にしようとしているだけだと。そんなことは分かっている。

 

分かっているから、私はストを好きだと契ることができない。

今この瞬間、どうしようもなくストに惹かれていることは事実だ。

でも1ヶ月後も同じように、鮮烈に惹かれていられる自信がない。

 

 

嵐のことはずっと好きだと胸を張って言えるのに、

SixTONESのことをずっと好きだと、今の私は言えない。

 

 

それならば契らなければ良いだろう。

ファンクラブに入らなければいいし、CDを買わなければいい。

それも分かっている。でも出来ない。

 

だって、時間がないのだ。

SixTONESは毎分毎秒、前に進んでいる。

もう次には違うことをしているかもしれない。

それを、逃したくない。出来れば、ファンとして、共に歩ませて欲しい。

SixTONESの歩く栄光の道を、隣で、なんて贅沢は言わない。

でも、今この瞬間を生きるSixTONESを、ほんのすこしばかりだけ応援させてほしかった。後ろからその背中を見続けたいと、そう思った。

 

先ほど、YouTubeアーティストプロモに選ばれた際の動画を初めて見た。

沸き上がったのは、愛しさと、悔恨。

当時はまだ嵐が活休の発表すらしていなかったわけで。

つまり、私が他のアイドルに靡くはずなどなかったわけで。

それなのに、「この時から共に歩めていたら」という、ひどいたられば論が浮かんだ。

 

それでも私は今、SixTONESに出会ったのだ。

きっと、この時を逃したらもう遅い。

 

SixTONESという列車に乗るか乗らないか。

決めるのは、今しかない。

私は、「今」に間に合ったんだから。

 

 

 

列車は、今はまだ遠くとも確実にある終点へと走るだろう。

その終わりが、嵐のように美しいとも限らない。

めちゃくちゃブレイクして時代を作れる保証なんてない。

スキャンダルが出るかもしれない。

いつか6人じゃなくなるかもしれない。

そもそも、私がストを好きで居続けられる保証なんてない。

 

この列車に乗るべきか、私は決断しかねている。

 

 

 

 

こんな記事を書いた理由も、自分でちゃんと分かっている。

私は誰かに、許されたいだけだ。

私は誰かに、背中を押して欲しいだけだ。

 

SixTONESを好きになっていい。

遅いなんてことはない。

SixTONESを好きになるからって、嵐のことを忘れるわけじゃない。

 

 

誰かに

嵐に

SixTONES

そう言われたいだけだ。

 

 

 

 

 

私は今、ベッドの中で嵐ファンクラブの会員証を抱き締めながら、この文章を書いている。

 

SixTONESファンクラブへの入会手続きを、どうしても、進められないまま。

 

 

 

 

 

 

追記

ラフにラブを、という言葉を知りました。

わたし、嵐に対する感情が「好き」というよりも「執着」に近いんだよなぁ。

きっとストにもいつかそういう感情を抱いてしまう。ラフにラブを送るのが、とても苦手です。

 

嵐にタイムリミットが出来た2019年1月から、私はずっと焦ってたな。

応援しなきゃ、今しかないんだって、時に泣きながら、ボロボロになりながらも、愛を叫び続けてた。それこそ、喉が枯れるくらい。

健全じゃなかったなと、今なら思えます。

でも好きだった。好きでいることをやめられなかった。

 

ファンがアイドルを応援することは、義務になってはいけません。

でも、今思えば、去年の私はほとんど義務感だったな。

大好きだったし幸せだったけど、「見届けなければ」とどこかでずっと感じてた。

 

そんなんじゃなくて良くて、私は私の人生に少しだけ彩りを与えるためにアイドルを好きでいたい。

昔はそうやって応援できてたのに、いつから出来なくなっちゃったんだろうなぁ。

 

ラフにラブを。なんて優しくて、なんて難しい言葉なんでしょうね。わたしに出来るかな。

 

もう少し気持ちが安定したら、ストFCの入会手続きをします。

本当は今すぐにでも入会したいのだけれど、今はまだ、ストを見てて無性に泣きたくなる瞬間があるから。

それが悲しみなのか苦しみなのか幸せなのか喜びなのか、はたまた在りし日の嵐を重ねてしまっているのか、自分では分からないけど。

 

いつか、ただ笑ってストが好きだと言えるまでは、

スト担名乗るのは、おあずけ。

嵐をもう一度旅する展覧会

き、聞いてくれ皆……2019年夏から2020年末まで1年半をかけて全国を回った「ARASHI EXHIBITION “JOURNEY ” 嵐を旅する展覧会」(入場料¥1,500)が、嵐ファンクラブ会員限定で、オンラインで無料復活した……

何を言っているのか分からねぇと思うが、俺も何が起こったのか分からねぇ……

 

と、いうことで、FC会員誰もが見られるようになったなら時効やろ!

当時のレポを上げようと思います。公開するつもりはなく備忘録として書いてるので分かりづらいかもですが。

私が行ったときにはなかったはずの展示をオンラインでいくつか見たので欠けてる部分もあるし、なにより興奮で口調がキモ・ヲタのそれですが、「こういうことを思ってた女がいたんだな」と思っていただければ。

 

 

 

 

 

 

時は2019年11月まで遡ります。

 

 

 

 

 

 

 

初手やりすぎファミリーで笑った
ママの脚が綺麗すぎてむかつきます!

 

最初のメッセージ

メンバーの名前なしで「嵐」とだけ書いてあるのが良かったなぁ

 

最初の例のモニター部屋

控えめにいって死
もう5人が正面から出てきただけでも死なのに途中から櫻井翔がでかすぎて一周回って転生したわ 今世は櫻井翔のピアスになります!

先人のアドバイスを生かせて良かったです、これからのみんなも元気に死のうね

(21年注:この時はTwitterで出回ってた各担ポジショニングで必死だったので翔さんしか見てませんでしたが、改めてオンラインで5人全員を見ようとしたら愛しさで心臓が止まりました)

あとマジで臨場感ありすぎて砂かけられたときビクッてしちゃった
相葉さんに爆笑する智さんあまりにも保護でした 保護「こっちだよー」「こっちこっち」って言われたとき正直最後まで見てたかった

でもいい子なのですぐ出ました 嵐の前では聞き分けのいい子でありたい

 

楽屋風景(5×10~5×20までのドームツアー楽屋)

特に5×10から美世界あたりまでの櫻井翔の作画が良すぎてバグった 人知を超えた美しさだろ お前は世界遺産
しやがれで多くの人が死んだとされるLOVEアンコ終わりの肩組んだ写真売れ マジで売れ てかあの部屋の写真全部売れ

 

衣装

ほっそ 相葉雅紀ほっそ 相葉さんの衣装だけひとつ残らず細い ウエスト見える
すごい気になるんですけどツアーで着てるバラコートとは別物なの?つかなんか銀色の装飾ついてたけどあれ何

(21年注:結局真相不明なのですが、やっぱり展示されてたバラコートとツアーで着てたバラコートは別物なのかな?でも2着も作る?ツアー当日に展覧会行った有識者いないですかね……。

それからバラコートって初期の頃は襟に銀の装飾ついてなかったような気がして書いたんだけど、気のせいな気もする)

誰かが「無題のはほかと違ってキラキラしてないのに格好いいね」って言ってた ほんそれ 素材が良いからねつかカッパ5体いたけど違いが全然分からなかった コピペ衣装かて

 

ぴかんち

岡本くんありがとうございました
めちゃくちゃ愛されてるな嵐
「心地いい」があまりにも的確すぎてあの文言だけでも写真撮りたかった

 

路地裏(ミッキー/朝日マンガ特集/フリスタ2)

ミッキーが愛しすぎて、秋
相葉さんめちゃくちゃ上手くてディテールもこだわってるのに塗りが雑でニノちゃんはどうみても狂気なのに塗りが綺麗なの意味分からない

潤くんの眉毛マジで潤くんの眉毛だった

智くん本当に意味が分からない 本当に意味が分からない(2回)

翔さんだけ「Mickey Mouse」の文字に「!!」と丸で囲いがついてて謎の自信を感じる さすが画伯 さすがはく

朝日の大昔の特集のイラストあったのはマジでびびった 懐かしすぎるだろ あの新聞まだ家にあるぞ 懐古厨やむなし
そして大野智の肖像である 愛しいなほんと 愛しい それを真似してペンだけで描く大野智もっと愛しい 嵐ほんと愛しい

 

ピンクの部屋(映像/フォト/思い出の品/等身大アクスタハワイ)

映像オシャンすぎるやろええ加減にせえや

潤くんどう考えてもキノコの妖精だった コロボックル 羽根あったよ 私には見えた 見えたんだようるせーな!離せ!あったんだ!松本潤はキノコの妖精さんなんだ!
あと大野智バブみやばすぎた あと半月で39になる男にバブみを感じてしまった バブい
5×20のシングルモチーフケーキマジで作ったのはウケた 食ったんかな というかあの写真今のところツアーのグッズにも展覧会のグッズにもなってないよな 売れ 売れよ
お宝写真ありすぎ だから売れって 悪いことは言わないからさ
お皿とクレーンゲームの景品あったの良い なんかロスでもプリクラみたいの撮ったん?

あとスノードーム位置的に見辛すぎてワロタ 智くんのスノドほんと狂気 今日も標高が高くていらっしゃる
でも唐突なやりすぎファミリーinハワイで感傷的になる暇すら与えない さすが嵐 容赦がない

(21年注:お写真ひとつひとつ拡大できるのはさすがにスタッフさんの作業量ヤバくないですか大丈夫ですか!?一枚160円で買い取りましょうか!?)

 

最初なんで歌詞あるのか分かんなかったけど見てて途中で気づいた
あれ雨なんだね 歌詞が降ってる 『嵐』の表現なんだね 家の壁あれにしたい(怖)

 

メンバー部屋

智くん部屋
ありがとう 本当にありがとう それが見たかった あなたもちゃんとファンのこと分かってくれてるんだね ありがとう
お手てなぞるの失敗してるのヤバ可愛い 落書き感がたまらないね
自画像美しかった いやなんか陳腐な表現しか出てこなくて申し訳ないけど 美しかった 穏やかな笑顔だったのが余計に あなたにとっての自分があれなんだね フリスタ行けなかったので見られて本当に良かったです
あとダンスマジで 展覧会行かないアンリー本当人生損してるよ この言い方良くないの分かってるけど 智くん好きなのに展覧会行かないの絶対に損だよ

(21年注:アンリーについての記述は消そうか迷ったけど一年以上この文のまま取っておいたものなので残します。大野智は誰よりもファンを想ってるんだよなぁ。あとフリスタは行けました!積年の夢が叶った)

 

翔さん部屋

無理(無理)
すげぇオシャンな家住んでるじゃん…… さすがリアル貴族 字は汚いけど家はオシャン しかもあの香りがする家とか さすが櫻井翔 我々とは住む世界が違う

スノドマジで多いね…… 夜会の親友旅の写真飾ってるのは可愛すぎだろ 逮捕 飾ってるもの全てが愛しかった ファンにとっても宝物の数々だよ
何より5×20のボツラップがダメだった あれはずるい ずるすぎて忘れちゃった 辛かった けど一個だけ覚えてる これだけは忘れたくないと思って意地で覚えてきた
『共に未来を 見つめていたいの ずっともっとこうしていたいよ』
私も、ずっともっとこうしていたいよ

(21年注:まさかまた聴けるとは思わなかった。聴けて良かったです)

 

相葉さん部屋

全方位可愛いかよ

展示の説明が手書きなのキュンキュンしちゃう バイクだけイラストなの面白かった 絆のペダルのバイクめっちゃ格好いいですね……

伝説Tシャツ映像で見るよりバズっ娘ちゃんがデカくてえぐい あれ着て銀行行ったどっかの誰か本当尊敬するわ 僕坂のスタッフTが何故かパンクだったのウケた ダイキチロッカーかよ
手紙すごくぎっしり書いてあった ダメだよ泣いちゃうから ダメだよ ずるいよ
やっぱり推敲をしてもなお「近い将来グループ活動しようね」の言葉を残した相葉雅紀は強い 誰よりも強くて誰よりも残酷で 誰よりも優しい あなたがいるから私は嵐を諦めないよ

(21年注:やっぱり彼の手紙のパワーはすごい。記憶よりずっとハッキリとした言葉を選んでいてびっくりしてしまいました。今もこれを書いたときと同じ気持ちなのかな)

 

ニノちゃん部屋

「嘘でしょ」って思った

ニノちゃんにとって見せたいものがこれだったことに驚いた ひねくれニノちゃんが誇りにしてるものをファンに共有してくれることにめちゃくちゃ驚いた ありがとう あなたは私たちの誇りだ

この展覧会唯一『体感』することが出来た展示が「日本アカデミー賞最優秀主演男優賞のトロフィー」だとか誰が予想できるんだよ ニノちゃんにとってめちゃくちゃ大事なもののはずなのに ニノちゃんこの賞獲ったことめちゃくちゃ誇りにしてるはずなのに

その大切なトロフィーを不特定多数のファンに持って欲しいと願うのか それがあなたからファンへの愛なのか 凄まじかった すごく重かった 手が震えた ニノちゃんの想いの重さだと思った
関係ないけど部屋のデザインがダントツで可愛かったしひとりだけ部屋に5色使ってるの愛だろ

(21年注:何度でも言うけど部屋が可愛すぎます。毎年日アカ見ると「わたしそのトロフィー触ったが!?」という気持ちになる。おさわりトロフィーの展示ってコロナ禍ではどうしてたんでしょう?)

 

潤くん部屋

これが潤くんが心血を注いで作ってくれているもの 私たちの光で希望 夢の世界
真っ直ぐな目でステージを見つめる潤くんが美しかった そして強かった あなたが作ってくれて本当に良かったと思う いつもありがとう演出番長!
本当に細やかにこだわりを持っていることがダイレクトに伝わってきて なんかこっちはただ5人にキャーキャー言ってるだけなのにこんなにこだわってくれてて 妥協を許さない潤くんは格好いいね 本当に美しいんだ 潤くんの作る世界は美しいんだよ
はうずのメモがあったのにはビビった しかも大宮と櫻葉って書いてあってビビり散らした 昔から今までずっと、嵐を愛して輝かせてくれてるんだなぁ

(21年注:2020年に松本潤が考える有人コンサートはどんなものだったんだろう。無意味なことを考えてしまった)

 

シアター

大宮SKいい加減にしてwwwwwwwwwwww
まだまだこの夢みたいな旅が続くんだね 嬉しいね 楽しいね 幸せになろうね!

(21年注:めちゃくちゃ泣いてしまいました。現場で見たときと一番違う気持ちで見た展示だったかもしれない。夢みたいな世界が続くのだと無条件で信じていたのに、結局2020年、一度も波打つペンライトの海を見せられなかった悔しさを、久しぶりに思い出しました。7万人のペンライトの海を、見せてあげたかった)

 

サイン

ニノちゃんのメッセージがニノちゃんらしくて良かった バラエティなあなたも大好きよ
with love. 世界一大好きな人からダイレクトに貰う愛ほど暖かいものはないね 愛してる ありがとう 楽しい旅でした!

 

おまけ

スーベニアショップ

“““““天国”””””

 

 

 

 

 

 

以上です。

最後にあったARのお礼は大阪以降の会場のものですかね?リアルすぎる翔潤のおさわりをガン見してしまいました。

あとスワロ?で出来たモノクロのお写真と、ラグビーのユニフォームも見た記憶がないので11月時点では六本木にはなかったんじゃないかなぁ……?

 

これが活動休止中にお届けされるんだから、参ってしまいますね。

嵐、ぜーんぜん、離してくれる気がない。

 

ありがとう、いい旅でした。

どうかこれからも、5人の旅路が明るく、楽しくありますように!


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